SideStory「千堂瑛里華の退屈」

突然、FORTUNE ARTERIALのショートストーリー、つかみんなマジメすぎるんで暴走しすぎたネタを…。
人間やればできるものですね。制作時間は1時間ちょっと。
暖かい話を望むなら無難に時の棲む森さんやカニキスさんその他をあたるべきだと思うんだ。


読む前に注意の一言。
ネタです。
ネタをネタと理解しない人は絶対に読まないで下さい。
ありえない話です。
ここは世間が神をも恐れぬ話を書くのに大して、うちは神をもバカにしたような話なのですから…。
もう一度言いますが、ありえません。
特に白や瑛里華に関してありえたらオーガストファンやめます(笑)


SideStory千堂瑛里華の退屈」


?「孝くん、起きて孝くん」
誰かの呼ぶ声がする。やっぱり神田理江たんの声は癒されるなぁ…(ぉ
…まぁいいか……むにゃむにゃ……
?「もう放課後だよ、起こしてって言ったのは孝くんなのに」
?「だめだよひなちゃん。こんな優しいやり方でこいつが起きるかっていうのよ」
すぱーん!
いきなり叩かれた。
孝平「な、なんだっ!?」
かなで「ほら、こうやって起こすんだよ、ひなちゃん。それもういっちょ!」
すぱーん!
目が覚めると、なぜかちんまい女の子がハリセンを持っていた。
かなで「ちんまい言うな〜!」
すぱーん!
決して声には出してないぞ?こいつは心の声を読めるのかっ。
かなで「あー、またあたしをバカにしてる〜」
すぱーん!
だからなんでハリセンなんだ?
陽菜「お姉ちゃん、いたずらはそのくらいに…」
かなで「孝平くん、やっほ!起きた?」
孝平「そんなに騒がしけりゃ、誰でも起きるわ!」
俺をハリセンでひたすら叩く女の子は悠木かなで。こんな感じに破天荒な幼馴染で年上(!?)だったりする。
孝平「つか、お前は確かいかに俺を甘やかすかっていうキャラ設定だったはずだろ!なんで叩くんだよ!」
かなで「何言ってるのだね、孝平くん。ハリセンはあたしの愛・の・結・晶・だ・よ♪。それとも、これじゃ足りなかったの…」
と、甘えた上目遣いの目線で攻めてくる。
孝平「そ、…そんなわけないだろ……」
俺は上目遣いに弱かったっ!!
つか、足りないと答えたらそれ以上叩かれそうでもあったし。
もちろん理由は後者だからな。信じろよ?
陽菜「もう、お姉ちゃんったら。いつもいつも不逞の姉がご迷惑かけます」
と、もう一人俺を起こしてくれた人は、悠木陽菜という、かなでの妹である。破天荒な行動をする姉とは正反対に気配り上手でよくできた妹だ。しかし、こう苦労してるように見えるくせに顔は楽しそうなのはいかがなものか。きっと本来の性格は黒いに違いない。
という俺の妄想はさておき。
孝平「まったく本当に二人は姉妹なのかね?と思うよ。」
かなで「それ、どういう意味だよ!ぶーぶー」
その言動だよ、かなで。
陽菜「お姉ちゃん、落ち着いて。それより、放課後はどうするの孝くん?」
選択肢
・悠木姉妹と一緒に帰る
・生徒会室に行く
・教室でもうひと眠りする


「生徒会室に行く」
生徒会室に行くと、後輩にして会計の白ちゃんと、同学年にして生徒会副会長の瑛里華がいた。
白「あ、こ…こう…へ…い、お…、お兄ちゃん、こんにちわ…です…」
瑛里華「ようやく来たわね。まったくまた授業中寝てたんじゃないでしょうね?」
二者二様の返事が来る。
ちなみに、白は俺にお兄ちゃんって呼ぶように仕向けている。
つか、兄のいないときはそう呼べと脅迫したんだ(まて
そう、これは彼女の「本当の」兄に対しても秘密。白ちゃん曰く「初めてにいさまに秘密ができました」と悲しい声で言っていたな。ふふり。征一郎よ、お前だけがこんな可愛い娘にお兄様なんて呼ばれるのが、羨ましかったのだよ。
孝平「何を言うか、こう知的とは何かについて一生懸命考えていたから遅くなっただけだぞ」
瑛里華「まったく、それじゃあ、どういうことについて考えてたのか言ってみなさいよ」
呆れた声で言う。どうやら我らが副会長さまは疑っているようだ。
孝平「HAHAHA!。瑛里華くん、好奇心は猫をも殺す、という言葉を知ってるかい?」
そう、俺の背中には桐葉が乗り移ってるのさ!
というのは嘘です。ミステリアスで気になったから、転校初日にクラスメイトである桐葉を口説こうとしていろいろ聞いたらこう返答されたんだ。
あまりにインパクトがあって、きつかったけど、そこも彼女の魅力なんだよね…。
やっぱり俺はMなんだろうか?
瑛里華「せっかく、乗ってあげたのに、そんなふざけたことしか言えないの。がっかりだわ」
孝平「俺には桐葉が乗り移ってるのさ!」
もう、つっこみを返してはくれなかった。


瑛里華「さて、今日の生徒会の活動ですが…」
孝平「あの、俺たち3人しか来てないんですけど…」
瑛里華「そこは気にしたら負けよ!」
根も葉もない返答だった!
瑛里華「それにしても毎日、ここでだべってるだけって退屈よね」
孝平「だからといって、どこぞの話みたいに宇宙人とか未来人とか超能力者とかはいらないぞ?」
ついつい退屈って言葉に反応する俺。退屈と言ったらそれしかないよな!
瑛里華「いったいどこの話よ?」
まぁそれも当然だよなと思っていたら…
白「瑛里華先輩は知らないのですか。あの伝説のアニメを…」
白「あんなに面白い話を知らないなんてもったいないです!」
普段無口な白ちゃんがいきなりトークに参加してきた。実はアニオタだったらしい(超マテ
……
瑛里華「へぇ、そんな無茶苦茶な話があるのですか。でも、そういうの面白そう!」
瑛里華「そうよ、じゃあ今日から私が超会長ってことでどう?」
孝平「いや、お前そもそも副会長だし…」
瑛里華「でも、それこそ学生生活を楽しむ秘訣が隠れてるんじゃない。例えば、この島は昔浮遊大陸で、その証拠をこれから探しましょう!とか」
やばい、こいつはノリで一直線を突き進むキャラだった…
孝平「ハ●ヒに洗脳されすぎだぞ、お前…」
瑛里華「だったら、実はこの島は昔どこかの星からの宇宙船だったとか!この学園の地下に宇宙船が埋まってるっていうのもいいわね。」
人の話聞いてないし…
孝平「それ、どこのプリ●リだよ…」
瑛里華「だったら、こういう話はどう?……」

……
………
まったく建設性のないいつものバカ話が続く。
しかし、この日には思いもよらなかった。
まさかこの珠津島には本当にものすごい秘密が隠されていたなんてことは…。
そんなのは仮想の出来事だから楽しいと思うんだ。それこそ現実に起こった日にはどう対処していいかわからん。
アレを知ってしまった瑛里華がいきなり
「あははは、この学園の主役は私たちなのよー。そしていづれはこの島に眠るエネルギーを復活させ、浄化の炎で世界主要各国を脅して、ひざまつかせる。ゆくゆくは世界征服。さすれば世界の主役は私たち!
っと大声で宣言したりと…。


SideStory END

他の選択肢は「悠木姉妹と一緒に帰る」だと、悠木姉妹に対する好感度が+1、教室でもうひと眠りすると桐葉イベントが発生して好感度が+2。という裏設定が。それは補完するつもりはありません。
ちなみに文句はいくらでも受け付けますが、TG4月号の付録の情報であるメインキャラと世界設定だけから膨らませたネタだということを忘れないでください。