Kanon第10話

ま こと…、ゆ う い ち ……
美汐「この子が望む事があるならかなえてあげてください」


そしてプリント機へ。
祐一「真琴、そんなところで何してるんだ。今日はみてなくてもいいんだよ。おまえも一緒に写るんだ」
名雪「真琴、私達と一緒に撮ろうよ。」
秋子「どうしたの早くいらっしゃい、真琴」


そして再び熱を出す。それは真琴の終焉を意味する発熱…
翌朝、目を覚ます。しかし、それは終わりの始まり。
秋子さん、美汐、名雪に最後の挨拶を済ませる。


秋子「おいしい晩御飯つくって待ってるからね」
美汐「また遊びましょう」
名雪「真琴、帰ったらまた遊ぼうね。私帰ったらね、真琴と話したいこといっぱいあるんだよ」

…望んでいた家族、友達みんなに「また会おうね」という意味の言葉を残してもらって。


そして二人だけの結婚式。
本当にみんなお前が好きだった。
いつもけんかばかりしていたけど、俺もお前が好きだった。
それに気付いていてくれればお前は幸せなはずだった。
でも、お前はいつもあまのじゃくだったからちょっと心配だよ、俺は。
真琴、ずっと一緒にいような


ちりん ちりん …


ちりん ちりん …



鈴の音と終焉。



祐一「真琴、そんなところで何してるんだ。」
名雪「真琴、私達と一緒に撮ろうよ。」
秋子「早くいらっしゃい、真琴」
祐一「よし真琴が真ん中だ」
名雪「いくよ、3〜、2〜、笑って」


真琴「春が来て、ずっと春だったらいいのに」